利家、慶次ゆかりの荒子から、尾張前田家発祥の地に立つ前田速念寺へ向かうルート。
「犬千代ルート」
前田利家公初陣之像
(名古屋市中川区)
荒子観音寺
(名古屋市中川区)
荒子城址(富士権現天満天神宮)
(名古屋市中川区)
寳珠院
(名古屋市中川区)
龍潭寺
(名古屋市中川区)
前田城跡
(前田速念寺)
(名古屋市中川区)
あおなみ線荒子駅前に馬上で槍をふるい出陣する若き前田利家の初陣の像とそれを見送るまつ像が建つ。利家は信長に従い、14歳の時に萱津合戦(愛知県あま市)で初陣を果たした。
尾張四観音のひとつ。奈良時代、最澄大師の開山と伝わる。多宝塔は名古屋市内最古の木造建築物で国重文。天正4年(1576)には前田利家が本堂を再建したという。山門の仁王像は円空作で、他に1,250体の円空仏を所蔵する。境内東隣にある荒子集会所には利家にもゆかりのある馬道具※が展示されている。
前田利家生誕地のひとつとされる。利家と正室のまつ、利家の甥・慶次ゆかりの城。城は利家の父の死後、兄利久(慶次の養父)が城主となっていたが、永禄12年(1569)、信長の命により家督とともに利家に譲り渡した。境内に「前田利家卿誕生之遺址」の石碑が建つ。
なごや七福神の大黒天霊場、名古屋三弘法の第一番札所、東海三十六不動の第十三番札所、名古屋二十一大師の第十一番札所。奈良時代、泰澄大師の開基と伝えられる。境内には市の保存樹や全国各地の銘石や巨岩が多数配置されている。
室町時代の1455年に創建された曹洞宗寺院で、「大松と仏足石の寺」として親しまれている。境内は「古松般若を談ず」の趣があり、大松の近くの仏足石に触って本堂に合掌すると、願いがかなうと言われている。須弥壇と如来仏頭が、市の文化財に指定されている。
前田城は前田利家の生誕地のひとつとされる。前田城は荒子前田家の本家筋にあたる前田与十郎家の居城だったが、蟹江合戦※で徳川軍に攻め落とされた。廃城後に前田院(明力坊)という寺が移され、江戸時代前期に速念寺に改称したという。寺伝では利家はこの城で生まれた後に荒子に移ったとする。
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