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徳川園
池泉回遊式の日本庭園が広がる尾張徳川家の邸宅跡
1695年に尾張藩二代藩主の光友が、隠居所として自ら造営した大曽根屋敷跡。現在は総面積2.3haの池泉回遊式の日本庭園が広がり、高低差のある地形に照葉樹林の森や巨石を用いた岩組みなどを配置。入り口に構える徳川園黒門は、1900年に完成した尾張徳川家の邸宅の遺構。大空襲の被害を免れた総けやき造りの三間薬医門で、当時の武家屋敷の面影を伝える貴重な建造物だ。
四季折々、さまざまに変化する景色が楽しめる
清流が滝から渓谷、川へと流れる様子を表現する龍仙湖。海に見立てた池の周りには、西湖提などの景物や飛び石、黒松などを配置。ほかにも、尾張家江戸下屋敷跡地にあった滝の石を使用し再現した龍門の瀧や、落差6mの三段の大曽根の瀧など、見どころがたくさん。