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宮の渡し公園
東海道最大の宿場「宮宿」の趣を残す公園
家康の時代に交通体系が本格的に整備されたとされる東海道五十三次。その41番目にあたる「宮宿」は、最大規模の宿場として多くの人でにぎわった。そこから現在の桑名市にある「桑名宿」へは東海道唯一の海路で、その距離は当時の単位で七里。そのため「七里の渡し」と呼ばれていた。現在は、船着場があった場所は公園として整備され、憩いの場となっている。
江戸時代の気分を味わおう
東海道をゆく旅人に時刻を知らせた時の鐘は、1676年に尾張藩主・徳川光友の命によってつくられた。現在の時の鐘は、1983年に復元されたもの。ほかにも公園内には常夜燈や船着場などが復元され、当時の雰囲気を醸し出している。江戸時代につくられた鐘は、現在も蔵福寺に大切に保管されている。